
スカウターを壊して叫ぶ伝説の一言
出典:『ドラゴンボールZ』の英語吹替版
このフレーズが最初に登場したのはアニメ『ドラゴンボールZ』第21話(日本版の第28話)。悟空が地球に到着し、その戦闘力をスカウターで測定した際に、(当時は)敵キャラだったベジータが驚愕の表情で発したセリフです。
ただし、英語吹き替え版で使われたセリフが原典で、実際のやり取りは以下の通り:
ナッパ:「ベジータ、スカウターは奴のパワーレヴェルはどれくらいと言っている…!?」
ベジータ(叫びながらスカウターを破壊):「It’s over 9000!!!」
日本語版では「戦闘力…8000以上だと!?」という台詞であり、「9000」という数字は英語版独自の改変となっています。
Its Over 9000!!! [Original Video and Audio]
ミーム化の経緯
このセリフがミーム化したきっかけは2006年頃にYouTubeに投稿されたクリップ動画でした。投稿者はこの場面に過剰なエフェクトや音量調整を加えてベジータの絶叫をギャグ的に強調し結果として視聴者の笑いを誘いました。
この動画は瞬く間に拡散され、「It’s over 9000!!」というフレーズそのものが強烈なリアクションや、想像を超える数値や規模を表す誇張表現の象徴として使われるようになりました。
用法と意味
インターネット上ではこのミームは以下のような文脈で使われます:
- 驚くほど高い数値を見たとき(例:フォロワー数や視聴回数)
- 物事のスケールが予想を超えたとき
- 過剰反応をコミカルに表現したいとき
たとえば、SNSで「この猫の可愛さ、9000超えてるわ…」と投稿されるように、数字に意味はなくとも**「9000を超える=とにかくスゴイ」**という感覚を伝えるための記号的な表現として使われます。
ミームとしての特徴
- 驚愕・誇張・熱量の象徴
- アニメ文化とネット文化の融合例
- 数字ネタに転用しやすい柔軟性
- ベジータの顔とともにテンプレ化
また、ベジータのスカウターを破壊するシーンは静止画としてもテンプレート化され、他の文脈に差し替えて使われることもあります(例:「It’s over 9 pizzas!!」など)。
関連文化と派生
- Redditや4chan、Tumblrなどの海外掲示板で頻出
- 派生バージョンとして「It’s under 9000」などのパロディも多数存在
- 「9000」という数字自体が単体でネタとして使われる現象も発生
さらに、ミームの知名度の高さから**ベジータ役の声優(英語版:Brian Drummond)**がファンイベントで実際に叫ばされるなど、現実世界にも影響を及ぼしています。
締め:9000を超えたその先へ
「It’s over 9000!!」は単なる一言ではありません。それはネット文化における感情の爆発であり、驚きの最大表現の一つです。今では数字の意味はどうでもよく、「叫ぶ」というアクションそのものがネタになっているのです。
もしあなたも何かに驚いたときには、ぜひ心の中で叫んでみてください。
「イッツオーバーナインタウズーーーン!!!」
と。


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